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小林よしのり
2024.12.6 10:42日々の出来事

インド版アニメ『おぼっちゃまくん』が送られて来た。感想です。

インド版アニメ「おぼっちゃまくん」の着色されたアニメが
届いた。色が鮮やかで目に心地いい。
感想を上げておきます。

『バスケットボール』のお話
バスケットチームのスポンサーになった袋小路がうらやま
しくて、自分のチームの監督になった茶魔が、なんとか
チームに勝利させるために、あれやこれやと悪いことを
企むのが面白い。
茶魔の、邪悪なんだけど、まぬけで可愛いというキャラが
全開で素晴らしい。
茶魔がベンチにコーチの恰好をして偉そうに座っている
だけで、なんだか笑えるし、何か企んでいる時の顔が
めちゃ面白く、表情豊かで楽しくなっている。

『おとうちゃまの誕生日』のお話
お父ちゃまの誕生日に何をプレゼントするか考える茶魔が
可愛い。
身代わり亀光の見た目も迫力があって愉快で良い!
クレーンで吊られながら大きな筆を持って「右!左!」と
揺れてる茶魔も面白い。
お父ちゃまが貧ぼっちゃまからのプレゼントに目を輝かせて、
貧ぼっちゃまにペロペロしてしまったことに、茶魔がショック
を受けて、号泣しながら家を出ていくというストーリーが秀逸
だった。茶魔の表情と声がめちゃくちゃ可愛い!
駅で、お父ちゃまと茶魔が再会する場面も、やたら大袈裟
で笑えるし、感動的でとても良い。

『メカ茶魔/Bパート』のお話
原作で前後編で描かれた大作の後編だ。
メカもよく描けているし、前編に引き続きメカ茶魔の
悲しみや、お父ちゃまや茶魔に対する愛憎といった
ものが完璧にアニメでも表現されていて、とても感動
した。
茶魔の表情の描き方も声も、相変わらず上手い。
この作品は名作ですね。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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